アスタキサンチンのサプリメントは定番になりつつある
アスタキサンチンのサプリメントは、栄養補助食品のなかではまだ歴史が浅く、その実力に比して知名度は低いと言わざるを得ないでしょう。
しかしすでにアメリカでは定番になりつつあります。
2004年、ヘマトコッカス藻を原料にしたアスタキサンチン培養技術が確立して以降、世界中に安価で供給されるようになりました。
それ以前からも、たとえばベッカムが2002年のワールドカップの際に、アスタキサンチンのサプリメントを常備して摂取していたことは有名な話です。
日本では、富士フイルムがフォトイメージング分野で培ったナノ技術などによって2006年にアスタキサンチンのサプリメントと化粧品分野に参入、アスタキサンチンをひろく広めました。
松田聖子さんをはじめとしたビッグネームをCMに起用してアスタリフトを大々的に宣伝した結果、多くの人がその赤い成分を知るようになったのです。
いまや抗酸化物質のなかでダントツの能力を持つアスタキサンチンは、美容や健康に関心のある人にとって定番サプリメントとなりつつあります。
アスタキサンチンの化粧品と同様に、各社それぞれから様々なサプリメントが発売されていますので、それらについて当サイトでも詳しくお伝えしていきます。
アスタキサンチンを効果的に補給するにはサプリメントが一番
アスタキサンチンの補給源は、鮭や真鯛、金目鯛など体表の赤い魚や、イクラ・タラコ、スジコなどもよく知られています。
甲殻類もアスタキサンチンを含有していますが、実際に美容や健康に必要な量を一般の食事だけでまかなうのは厳しいものがあります。
アスタキサンチンが美容効果、健康効果を発揮するのは一日6mgを摂取し続けた場合ですが、鮭の切り身ひとつで1mgの含有量ですから、毎日必要量を補うのは難しいでしょう。
だからこそサプリメントが広まったともいえます。
アスタキサンチンのサプリメントを選ぶ際のポイントは、化粧品と同じく一緒に配合されているその他の成分です。
アスタキサンチンはトコトリエノール(ビタミンE)やその他の抗疲労物質などと同時に摂取することで、より効果を高めることが知られています。
美肌ならプラセンタやビタミンC、ナノコラーゲンやナノヒアルロン酸などとともに摂取するといいでしょう。
疲労回復や持久力アップには、DHA(ドコサヘキサエン酸)とホップ(ビールの苦味成分)を同時に摂るのが有効です。
ただし、他のカロテノイド類とは同時に摂取しないようにしましょう。
お互いに干渉し合って吸収効率を低めてしまいます。
また、アスタキサンチンは飲んでから10時間ほどで血中濃度が最大になりますので、それを見越して摂取するなどの調整にはサプリメントが最適です。
様々な用途や目的に合わせたアスタキサンチンのサプリメント選びについて、当サイトでも出来る限り細かくお伝えしていきますので、ぜひ参考にして下さい。