アスタキサンチンで痩せるって本当?
アスタキサンチンの効果として魅力的なもののひとつに、抗肥満作用があります。
アスタキサンチンには体のエネルギー源として、糖よりも脂肪を優先して消耗する働きがあり、それによって体脂肪の減少に繋がるのです。
よく知られているように、肥満には2種類あります。
皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満です。
皮下脂肪型肥満は下半身に脂肪がつきやすく、女性に多いタイプの肥満です。
逆にお腹を中心に上半身に脂肪がついている場合は内臓脂肪型肥満であり、メタボリックシンドロームで問題になるのはこちらになります。
内臓脂肪型肥満は、体内に絶えず活性酸素を発生させている点で危険な肥満といえます。
内臓脂肪によって慢性炎症が引き起こされ、そこから絶えず活性酸素が大量に発生しているのです。
肥大した脂肪細胞は活性酸素を生じ、メタボリックシンドロームの症状を悪化させていきます。
こうした脂肪の蓄積に対し、アスタキサンチンは有効に働き、脂肪肝の改善にも効果があることが実験によって分かっています。
アスタキサンチンは脂肪を減らす
太りやすく痩せにくい人の特徴として、もともとも脂肪細胞が多い、脂肪細胞のサイズが大きいという点が挙げられます。
人を対象とした研究によって、それらに対してのアスタキサンチンの有効性が報告されています。
具体的な実験内容は、肥満度の高い人を2グループに分け、それぞれ8週間にわたってアスタキサンチン入の飲料とアスタキサンチン無しの飲料を飲み続けてもらい、その効果を比較したというものです。
結果として、アスタキサンチンを摂取していたグループは、内臓脂肪も皮下脂肪も両方とも明らかに減少していたといいます。
脂肪細胞の数は減らせませんが、脂肪組織重量のトータルはアスタキサンチンによって減らすことができます。
メタボが気になる人は、アスタキサンチンをの摂取をぜひ検討してみて下さい。
アスタキサンチンは肥満以外のメタボリスクにも効果あり
アスタキサンチンを長期に渡って摂取し続けると、血中のアディポネクチンが増えます。
アディポネクチンは糖尿病や高血圧、動脈硬化の予防に役立つ善玉物質です。
さらにアスタキサンチンを摂取し続けた患者の血液を調べると、糖尿病の目安であるHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)の数値も改善されていたといいます。
活性酸素による酸化と並んで肉体の老化を進行させる原因に「糖化」がありますが、アスタキサンチンを摂取し続けると、血糖値の上昇が抑えられるという検査結果も出ています。
アスタキサンチンが「若返りの特効薬」と呼ばれる理由もここにあるのでしょう(実際には薬ではなく食品区分です)。
空腹時血糖値と最高血圧、血液中の中性脂肪が高い人ほど、アスタキサンチンはより高い効果を発揮する傾向にあります。
継続補給によって、肥満を始めとしたメタボリックシンドロームのリスクに備えましょう。
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